学習には5つの段階があると言われています。簡単に言うと、
① 知らない・わからない。
② 知っている・わかる。
③ 考えればできる。
④ 考えなくてもできる。
⑤ 説明できる。
以上の5段階です。時間制限のあるテストでは、1つ1つの学習内容を④の段階にまで仕上げなければ、思うような得点には結びつきません。
一般的な学習塾では、
・授業…導入部分の説明で①→②。その後の問題演習・解説で②→③。
・宿題…②→③の補強と③→④。
このような構成で、生徒の学力向上を目指します。
問題は、③→④の部分を宿題として生徒に放り投げてしまっている点です。
この部分は反復が必要なのですが(九九を覚えるときに、早口で何度も繰り返しましたよね。)、宿題なんてふつう1回解いて終わりです。授業で聞いた解説を思い出しながらとか、板書した解説を横目に見ながらながらとか、1度解いて正解までたどり着いたらそこで満足して終わり。これでは多くの生徒は④の段階までは至らないんです。
この構造を打破し、③→④の部分まで塾側がアプローチするために、集団授業&宿題の枠組みとは異なる指導の形を目指しました。
ここがポイント!