’’本当に「できる」ようになるまで’’で述べたように、従来の宿題は多くの生徒にとって成績向上のために十分に機能しているとは言いがたいのが現状です。
これは生徒にとって、宿題を提出することが目的になってしまっているからです。提出さえすれば怒られないので、習熟度はそっちのけで、とりあえずやるだけやって満足。間違えた問題の答えを写して終わりにする生徒が多いのも、これが原因です。
ここを改善し,宿題の目的を「できる」ようにすることに変えるために、提出型の宿題は廃止します。代わりに、小テストとして、先生の目の前で生徒に問題を解いてもらいます。スラスラ解ければクリア、次の学習内容に進みます。できなかったら、後日もう一度同じ範囲の小テストです。学習内容は次に進めません。
これをやろうとすると生徒によって進度がバラバラになるので、集団授業は成り立ちません。私自身は授業は好きなのですが、宿題の形を変えるために、集団授業という指導の形も見直すことにしました。
ここがポイント!