中学生が通う集団授業型の学習塾の多くは、小３～中３を対象としています。夕方に小学生の授業があり、その後、夜に中学生の授業です。大抵、教師は小中どちらの授業にも入り、夕方～夜のほとんどの時間を授業に費やすことになります。

そうすると、生徒とコミュニケーションをとる時間を作るのが結構大変なんです。学習面や意識の面など、日頃から１人１人に細かい軌道修正をしてあげたいんですけど、難しいんです。

生徒側から声をかけるのも難しいですよね。質問したいことがあっても、先生が忙しそうで中々できないという子も多いと思います。

せっかく集団授業から脱却するのであれば、この時間を作れるような指導の形にしたいと思いました。こちらから声がけをする時間が作りやすく、生徒も気軽に質問ができるような。雰囲気だけでなく、時間を作れる仕組みから構築することを目指しました。